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【Obsidian】ノードリンクを使って別ボードの特定箇所にアクセスしよう

本記事ではCanvasにおける、ノードリンク(Node Link)の使い方、を説明します。

目次

ノードリンクとは

ノードリンクとは具体的に言うと、

Canvasボード内にある特定のノード画像やグループ、ノート)のリンクを取得してジャンプできる仕組みのことです。

見てもらうのが一番早いので、↓動画をどうぞ

動画をみてもぱっとわかりにくい方もいるかもしれませんが、

・「【C】Yシャツのシワ.canvas(Group node)」という文字列がwikiリンクのように機能

・このリンクをクリックすると、別のCanvasボード内の特定箇所(グループ等)にジャンプできる

ざっくりいうとこういう仕組みです。

ノードリンクの利点

ノードリンクの何がうれしいのか。

それは、Canvasボード内に「関連している他の資料群」へのリンクを埋め込めることを意味します。

基本的にObsidianのCanvasボードで資料をまとめていると、一つのボードにはある特定のテーマの資料を並べる習慣がつくと思います。

↑上記は「横向きのアングルの人が服を着たボード」というテーマのボードを並べています。

しかし、横向きアングルの人を描く場合、大体はポーズをとっているので、そのポーズに合った服のシワを描くことが多いです。

↑横向きの人を描く際はこういう横向きアングルの腕のシワの画像資料群も参照したくなりますよね。

ですから、

↑このように、同時に使うことが多い資料群に簡単にアクセスできるリンクを置いておけば、非常に助かるんです。

めちゃくちゃ便利じゃないですか?

なお、↓こちらの記事でも紹介しているリンクカードでも、別ボードへのリンクを埋め込むことができますが、

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ノードリンクのいいところは、ボード内の特定箇所(グループ等)に直接ジャンプできる仕組みなんです。なので汎用性がすごく高いんですね。

ノードリンクの仕組みの導入方法

プラグインの導入によってノードリンクの仕組みを導入できます。

Advanced canvas プラグインを使います。

なお、Advanced canvasについては、こちらの記事でも導入方法を紹介しています↓

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①『設定』の『コミュニティプラグイン』から「Advanced Canvas」を検索し、「インストール」→「有効化」

②コミュニティプラグイン→Advanced Canvasの設定をクリック↓

③「Enable .canvas metadata cache compatibilitity」を有効にしてください(丸いトグルが右になっていれば有効)
これによって「Enable support for linking to a node using a [[wikilink]]」が同時にONになるはずです↓

↑これが今回のノードリンクの仕組み(ノードに対する[[wikilink]]の仕組み)を導入する設定となります。

加えて、もう一つ設定を確認してください。

④同じく、Advanced canvasの設定内から、「Extended commands」をONにしてください

これはのちに紹介する「特定ノードのwikilinkを取得する(Copy wikilink to node)」というコマンドを有効にするために必要な設定です。

ノードリンクの使い方

使い方はコマンドパレットを使います。

①リンクを取得したいノード(グループや画像、ノート等)をクリック
②コマンドパレット(左側のリボンアイコンから選択 or「Ctrl + P」)を開く
③「Advanced Canvas:Copy wikilink to node」というコマンドを検索してクリック→リンクがコピーされる
④別ボードのカードに対してペースト(張り付け)してリンクを作成

こんな感じです。動画を見ていただければわかりやすいかと思います。


③「Advanced Canvas:Copy wikilink to node」というコマンドを毎回探すのが面倒という方は、「設定」→コアプラグイン」内の「コマンドパレット」から、「Advanced Canvas:Copy wikilink to node」をピン留めすれば、次回からコマンドパレットを開いたときに一番上に来るようになります。

なお、「Advanced Canvas : copy wikilink to node」コマンドは、特定のノードをクリックしていないとコマンドパレットに出現しないので注意です。

カードにリンクを貼る際のTips

また、カードにノードへのwikiリンクを張り付ける際は、「#」+半角スペースを文頭に置くと、文字を大きくできる(見出し化)のでお勧めです。

また、リンクの表示タイトルは、カード内の編集において出てくるソース画面において、「 | 」以降を変更すれば変えられます。好きな表示タイトルに変えてみてください。

ノードリンクには画像を横に置くと分かりやすい

ノードリンクには例のごとく、リンクの横に画像を置くと、どんな資料群にジャンプできるのかわかりやすいです。

グループなんかで画像とリンクを書いたカードを囲ったらなおのことわかりやすいですね。

Hover Editorとの組み合わせ

なお、Hover Editor(ホバーエディター)プラグインと組み合わせれば、別ボードの資料群をホバーさせながら参照することができます。これも大変便利なので組み合わせて使ってほしいです。

Hover Editorはかなり汎用性の高いプラグインで導入も簡単なのでぜひ使ってみてください。

なお、Hover Editorの仕様なのか、ホバーさせたエディターが直接ノードにズームしないので、

ホバーエディター内のツールバーにて、虫眼鏡のマーク(ズーム)をクリックすると、リンク設定したノードにズームできます(↑動画でも実演しています)。

まとめ

ノードリンクは、関連した別ボードの特定箇所へのリンクを埋め込めるという画期的な機能になります。

自分だけの資料ボードネットワークを作り上げてきましょう。

以上、ノードリンクの説明でした。

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この記事を書いた人

twitter→https://twitter.com/kiryuhaya

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